SSブログ

武藤敬司、全日本プロレス退団、新団体へ

武藤敬司が全日本プロレスの取締役会長を辞任。選手契約もしていないということで、フリーであることを明らかにしたました。「東京スポーツ」(6月6日付)。昭和プロレスの一方の雄である全日本プロレスは、2000年の大量離脱以来の大激震となったわけですが、逆に昔の全日本プロレスの回帰の可能性もあるのではないか、などとささやかれています。

「東京スポーツ」(6月6日付)の記事はこう書かれていました。

「東京スポーツ」(6月6日付)

揺れる全日プロの行方を左右する渦中の男「武藤が、ついに沈黙を破った。武藤は「選手の立場も含めての辞任だよ。もともとワンマッチ契約というか、契約までいかない覚書みたいので出てたから。今はフリー?まあ、そういうことになる」と認めた。
 武藤は弁護士を通じて5月31日に辞任届をオーナー会社の「スピードパートナーズ(SP社)」に提出し、受理された。これは取締役会長の辞任だけでなく、所属選手としての活動も打ち切るものだったという。武藤は新日プロから2002年2月に全日プロへ移籍。以来、象徴として君臨し続けたが、武藤が去ったことで全日プロの一時代が終わりを迎えた。
 退団の理由は、もちろん白石新社長との意見の不一致しかない。武藤は「最初はうまくいくと思った。でもプロレスを分かってない。長州力や新日本を攻撃したり。プロレス界の伝統を壊した」と嫌意感をあらわにした。
 注目される今後については本紙既報通り、SP社が保有する全日プロの全株式の〝奪還″を目指すという。武藤は「100%じゃなきゃ意味がない。その交渉は続けていく。戻ってくるのが一番いいんだから」と明言した。
 その一方で交渉が決裂した場合は、やはり新団体の旗揚げにかじを切る覚悟だ。「プランニング中だね。もし新しい団体をつくっても中身は変わらない。(残された)選手には声を掛けるよ。かわいそうだろ」と否定しなかった。元のサヤに収まるのか、新団体か。ギリギリの交渉は続く。(大島 啓)
(「東京スポーツ」6月6日付)

しかし、武藤敬司は勝手な男です。

自分で借金をチャラにしたくて、2億円でスピードパートナーズに株を売っておいて、気に入らないから5000万円で買い戻したい。だめなら出ていく。

それって商行為上も非常識であるし、全日本プロレスのファンをも愚弄する態度です。

全日本プロレスの看板を軽く考えすぎです。

しかし、諏訪魔が残留を決め、和田京平と太陽ケアの復帰が決定。秋山準らバーニング勢も引き続き参戦することになりました。

渕正信は態度を明らかにしていませんが、もともと現在の武藤体制で、役員の座だけでなく契約しないギャランティレスラーに格下げされにもかかわらず上がるマットは全日本プロレス一筋だったのですから、新体制が契約するといえば「願ったりかなったり」でしょう。



↑スポンサードリンク

武藤敬司や船木誠勝らが抜けた後釜として、もしかしたら天龍源一郎あたりも招聘リストにはあるかもしれません。

今まで武藤体制で冷や飯を食わされた人たちが戻ってくるのなら、それはそれで面白い展開かもしれませんよ。
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0)  [編集]
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 1

根無し草

今回の全日本分裂は残念ですが、元々武藤という男は自分の事しか
考えてない守銭奴だそうですが、和田京平が退団した後のインタビューで「武藤はリングを降りるとグレート・ムタになる」と言っていたのが印象的でした。

結局川田が辞めたのも給料が出てなかったからだし、ケンドー・カシンが
ああいった行動に出て解雇されましたが、それも同じ理由でした。

新日本もユークス→ブシロードと親会社が代わって最早昔と違うわけですから新生全日本にも頑張って欲しいですね。
by 根無し草 (2013-07-03 11:31) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © 昭和プロレス今昔 All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。