SSブログ

大森隆男、征矢のGET WILD(GW)が全日本プロレス残留

大森隆男、征矢のコンビといえばGET WILD(GW)ですが、彼らが分裂騒動の渦中にある全日本プロレスに残留する意向を示した、という記事が「東京スポーツ」(6月27日付)に出ています。

もともと、諏訪魔の残留、和田京平の復帰、秋山準らの引き続きの参戦など、元全日本プロレス勢が「全日本の看板を守る」立場に立っていたので、この報道はある程度予想できましたが、大森隆男とすれば、前回のノア移籍が選手生活では回り道になっているため、もう離脱騒動はこりごりと思っているのかもしれません。

記事から抜粋します。

大森隆男、征矢

「新団体という話が出た時から気持ちが乗らなかった。(全日プロの)看板の大きさもあるし、自分の生まれ育った団体で死にたかった。残るのは当たり前。2度も全日本を捨てられない」  大森は1992年10月に全日マットでデビュー。しかし、2000年6月に起きたノア旗揚げに伴う大量離脱で団体を後にした。その後は様々な団体を渡り歩き、昨年2月に観客の支持を集めて全日再入団を果たした。「ファンあってのプロレス」と唱える大森に、13年ぶりとなる再離脱の選択肢はなかった。  もちろん、武藤敬司ら前首脳陣に対する感謝の念は消えない。すでに電話で報告を済ませており「自分が選んだ道で頑張って恩を返す」と腹をくくっている。  大森か残留宣言により、左目と左肩の手術を終えて欠場中の相棒・征矢も退団を固辞。  征矢は「GWの征矢学として復帰することが一番の活力です。大森さんは今、一人でGWを名乗ってくれています。それは、ボクがGWとして帰って来るのを待ってくれているんだと思います。一緒に行動します。大森さんが死ぬのは良くないと思いますが…」と、大森の決意ややや曲解しつつもマイルドな口調で残留を表明した。  征矢のほうも武藤や前社長の内田雅之氏、自身を全日プロに導いた西村修にも連絡を入れ、退路を断っている。  GW軍は昨年度の東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞最優秀タッグ賞コンビ。最近ではバラエティー番組「アメトーク」(テレビ朝日系)で、その脱線ぶりがネタにされ、大きな反響を呼んだ。さあこれからという大事な時に征矢は負傷欠場に入り、大森はリングで孤軍奮闘…。それもまたワイルドだが、とにかく名チームはこれからも全日本で戦い続ける。(大島 啓)

別に、現在の全日本プロレス・白石伸生社長が、かつての全日本プロレスイズムを復活させるとは一言も言っていないのですが、こういうときに、ルーツ(全日本プロレス出身か新日本プロレス出身か)の違いが出てしまうのかもしれませんね。



↑スポンサードリンク

それにしても、この期に及んで態度を表明しないのが渕正信です。武藤敬司新団体が彼を強く求めているとも思えず、渕正信はむしろ、ここで「残留」を表明することで、また所属契約ができるようになるかもしれないのに、様子見を決め込んでいるのは不思議です。

小橋健太にしても、PWF会長が噂されていますが、争いには巻き込まれたくないといわんばかりに、6月30日の両国大会には行かないと言っています。

白石伸生氏に対する疑念や嫌悪感というのは、それだけ強いのかもしれません。

まあ、案外儲からないとわかったら、スパッと引いてしまうかもしれませんしね、かつてのメガネスーパーのように。

でも、白石伸生氏が少なくとも今、全日本プロレスのオーナーである以上、彼のもとに残ることが、全日本プロレスの看板を守ることになるのです。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0)  [編集]
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © 昭和プロレス今昔 All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。