藤波辰爾が『日刊ゲンダイ』(4月14日付)に登場。何事かと思ったら趣味の話でした。昭和プロレスを経験した数少ない現役レスラーである藤波辰爾の趣味といえば城めぐり。同紙によると、「今年の初夢にも江戸城が出てきた」というぐらいだから筋金入りです。そんな城への思いを延々と語っています。それにしても、60歳にしてはこの人は若いですね。
藤波辰爾と昭和プロレスという視点でいうと、日本のプロレス界のルーツである日本プロレスを経験した現役選手は、この人とグレート小鹿と百田光雄だけになってしまいました。日本プロレス経験者は、事実上、昭和プロレスの生き証人ですからね。
まあ3人とも、試合数を考えるとセミリタイア状態ですが。もっとも、グレート小鹿や百田光雄はともかく、藤波辰爾は、今もれっきとした現役だと言うでしょうね。
藤波辰爾が新弟子の頃の他のレスラーというと、小沢正志、木村健悟、佐藤昭夫などでしょうか。小沢正志以外は小柄で、プロレスラーとしてやっていくのも厳しそうですが、百田光雄も含めてみんなチャンピオンベルトを巻きましたね。長くやっているとチャンスはあるということでしょうか。
それはともかく、冒頭にご紹介した新聞の記事は、藤波辰爾が城に興味を持ったあたりから書かれています。
それによると、小~中学生のとき、映画やテレビで見た時代劇がきっかけだったとか。
「よくオヤジと見たんですよ。新吾十番勝負。大川橋蔵さん主演のね。あとは隠密剣士とか水戸黄門漫遊記……。難しいストーリーは分かりませんでしたけど、そこに必ず出てくる城の雄大さ、きれいなたたずまいに引き付けられまして。
城を実際に見たのは、中学校の修学旅行。大分県の僕らの修学旅行って、だいたい京都、奈良、大阪なんですが、大阪へ行ったときに本物の大坂城を。いや~、石垣の大きさと高さ、堀の幅の広さに圧倒されましたねぇ‥修学旅行の思い出って、大坂城しか残ってないです、ハハハハハ」
城が好きなのは大きいから、ということらしいです。
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その後、昭和45年に日本プロレスに入門。地方巡業のときは必ずその土地の城を見に行ったとか。お昼前後け開催地に着くので、そこから数時間が自由時間。他の選手が昼寝したりパチンコしたりしている中で、藤波辰爾は城めぐりに熱中したわけです。
インタビューでは、自分のiPadに入っている城の画像も公開していますね。そんなに面白いんですかね。ちなみに、アントニオ猪木とは、岩国城に1度行っただけだそうです。
アントニオ猪木が城に興味ありそうな感じしませんもんね。
むしろ、ジャイアント馬場のほうが、相手になったかもしれません。
2014-04-19 04:48
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メキシコ修行から凱旋帰国した当時の藤波のファイトスタイルは衝撃的でしたね。個人的には、長州力との日本人対決よりも、ジュニアヘビー級時代のチャボ・ゲレロの対戦の方が印象に残っています。
by ミスカラス (2014-04-24 20:56)
2013年8月1日の本ブログに登場していたオックス・ベーカーが、戦国武者の鎧を着て(但し兜は被らずスキンヘッドのままで)〓の門番として仁王立ちしていたら、なかなかサマになるかも。
by キャラメルクラッチ (2014-05-05 20:35)
上記の投稿、「の門番」の直前に「城」を表す絵文字を入れて送信したのですが、正しく表示されなかったようですね。 失礼致しました。
by キャラメルクラッチ (2014-05-05 20:49)